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やりたいことが見つからない?自分の「やりたい事」に気づくことができる3ステップ

「自分らしく生きる」を発信。

やりたいことが見つからない?自分の「やりたい事」に気づくことができる3ステップ

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確かに「やりたいことが見つからない」といったことはよく耳にしますが、実際のところは見つからないのではなく、気づいていないだけかもしれません。

漠然と「やりたいことは何だろう」と思案しても、堂々巡りに陥ることが多いもの。でも、そういったことで悩んでいるということは、逆に言えば何かしらの問題を抱えているということだといえます。

そんなときは、その問題と自分を取り巻く状況について、できるだけ細かく観察してみるといいですよ。漠然としていた問題の焦点がはっきりしてくると思います。
「自分と周囲の観察」ができれば自分にとっての重要なことの「優先順位付け」ができ、自ずとやりたいことの答えが出てくるものです。

ステップ①周囲を含む自分の観察する

まずは自分を取り巻く状況を整理、分析しましょう。
自分が好きなことや得意なこと、やってきたこと、さらには職場や家庭の事情など、細かく具体的に挙げてください。

紙に書き出すのもいいと思います。やりたいことが見つからない人の中には、「自分のことを理解しなくちゃ」とか「使える資格をとらなくちゃ」といった焦りばかりが先行して、なかなか行動に移れないこともありますから、とりあえず自分を冷静に観察してみましょう。

ステップ②自分にとって何が優先かを考える

次に書き出したことを一つひとつ、「自分にとって重要な要素かどうか」を精査して、優先順位を付けてみましょう。仕事や家庭など、優先事項は人それぞれ。同じ人でも、時期によって変わることもあるでしょう。

ステップ③取捨選択をする。

ここでいう取捨選択は切り捨てるというより、今の自分にとってそれが必要かどうかで判断するということですね。現時点では必要なくも、時期が違えば必要になることもあるので、完全にそれをないものとして忘れるのではなく、別の選択肢として置いておくんです。

状況が変化して必要なものも変わるなら、①に戻って、また観察してみましょう。一度、選択したらそれで終わりではなく、常に①〜③のステップをやり続けることが大切です。

引き算で思考しよう

私は膠原病を患っているため、何よりも自分の健康状態が第一でした。前触れもなく発熱して動けなくなることが定期的にあるので、会社勤めは厳しく、指先にひどい関節炎があるからレストランやコンビニなどの力を伴う仕事も難しい。

ライターとして自宅で仕事を受けていたこともありましたが、一日のON/OFFなく働かなければならなかったことから、雇われて指示された業務だけをこなすのは心身衛生的に良くないと思いました。

そこで、自分でコンテンツを作り出して売り出した方がいいんじゃないかって思うようになったんです。ちょうど同じ時期に、ヨガと身体の使い方について探求しているあつこさんとの出会いもあり、今のヨガに思うところがある者同士で意気投合し、YOGA BASE LABを起ち上げました。

「あれもこれもやらなければ」などと足し算で考えると、人生複雑になるし、背負う義務も増えてきます。そういうしがらみに縛られた結果、私は体調を崩したわけです。

頑張ることに固執すると視野が狭まる

選択肢はひとつだけではありません。「自分のことを理解しなくちゃ」という意思ばかりが先行して、観察という行動が伴わないと、余計に焦ってしまい視野が狭くなることもあります。

今やっていることで自分を追い詰めそうになったら、「違うかも、もう一度考えてみよう」と割り切って「自分と周囲の観察」に戻ればいいんです。それが「自分と向き合う」ということなのではないでしょうか。

やりたい事を見つけるには、「自分と向き合う」ことが必要。
次回は、その「自分と向き合う」方法は?>>>

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