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脚のむくみの意外な原因とは|美脚ヨガ

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脚のむくみの意外な原因とは|美脚ヨガ

脚のむくみの意外な原因とは|美脚ヨガ 1

むくみは心の状態のバロメーター

夕方になると浮腫みに悩んでる方が多かったのでその改善の為考案しました。単純に運動不足だけというよりも現代人は頭を使いすぎて、身体の感覚に鈍感になっている人が多いと感じたのです。

具体的に何に対してストレスを感じているのか分からない人も多い中でまずは自分自身の体と向き合う時間を作ることが大切と考えます

脚の浮腫みの原因

  • ①リンパの滞り
  • ②運動不足&筋力低下
  • ③水分不足の塩分過多

と言われていますが、最大の原因はストレスにあるのではないでしょうか。なぜなら、ストレスは心を疲弊させ体を動かす為の気力を奪います。それが運動不足の原因となり関節自体を動かすことが少なくなるので当然リンパ節も滞りやすくなるのです。

タイ式マッサージ×ヨガでセルフケア

関節を動かす為に僕が着目したのは骨盤でした。特に股関節の付け根の鼠径部です。この鼠径リンパ節にアプローチすることで効果的に下半身の滞りを解消しやすくなります。

タイ式マッサージでは止血と言ってこの鼠径部を手のひらで数秒圧迫しては流してまた圧迫しては流してを繰り返す手技があるのですが、これがとても気持ち良く、実際に終えた後には血流の改善を感じることが出来ました。

これをセルフで行えないかと模索した結果、僕のクラスではこぶしを鼠径部に嵌め込みバッタのポーズで応用して行います。

「痛み」で思考を停止させるとむくみの根本原因が見えてくる

正直痛いのですが、まず鼠径部の”詰まり”を知ることが出来ます。痛いからやらないという方もいると思うのですが、その「痛み」は自分自身が作り出したものなので、その根本や原因を知る手掛かりとなります。

「痛み」は「気づく」ためのプロセス

荒治療のように聞こえるかもしれませんが、体を使うことで一旦思考を停止させ、考えるのではなく「気付く」というパターンを自分の中に作ること。すると自分の中にある本当の課題が見えてくるのです。

自分の「詰まり」を知ると、世界が開ける

ストレスを抱えている人は、恐らく何に対しても消極的になりがちです。なぜなら、慢性的に頭を使い過ぎてしまうことで、心に余裕がない状態が続いてしまいます。これは既にキャパシティを越えた状態なわけです。

つまり頭の中には新しい物を取り入れるだけのスペースが余っていない状態。故に新しい事にチャレンジしようする意欲が沸きづらく運動不足が長引いてしまう。心と身体は常に連動しています。まずは体を動かして古いものを流し、負の連鎖を絶ち切ることが大切だと思います。

抱えていたストレスの大きさを痛みとして自覚する

心と身体は連動しています。いわば、脚のむくみは心の状態を表してくれているのだと考えます。身体が固まっているという事は、心も固まっているということに気付くことがスタートです。

(少しスパルタに聞こえますが、、)自分で痛み(鼠径部の詰まり)として認識することで、溜まっていたストレスの大きさに気がつくことができるのです。

脚がスッキリすると、心もスッキリ!

実際やってみると、終わったあとに気持ちいい、スッキリした、ポカポカしたという方がとても多く、自分自身の体を使い、一通り経験たことで「頭の中や心の中にもスペースがなかったんだ」と気がつくことができるのです。この「気づき」が大切であり、それによって、「なぜ詰まっていたのか」という根本的な原因に思考の回路が繋がるわけです。

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