Now Reading
ねじりのポーズの新しいやり方|ねじる順番は上から?下から? どちらが効果的?

「自分らしく生きる」を発信。

ねじりのポーズの新しいやり方|ねじる順番は上から?下から? どちらが効果的?

ねじりのポーズの新しいやり方|ねじる順番は上から?下から? どちらが効果的? 1

ねじりのポーズの新しいやり方

頭からねじり始めますか??

骨盤からねじり始めますか?

上(頭)からねじる場合と、下(骨盤のほうから)からねじる場合で、実は、ねじりのポーズの効果が変わるのです。

なので、目的によってねじり始める位置を、変える必要があります。

頭からねじる場合の効果

・背中に程良い刺激を与えて、背筋のラインを美しく整える。

・内蔵のマッサージ効果

・背骨全部を回旋させて自律神経を刺激して整える。

頭から順番に動き出した方が、全身が上手く連動して動くので、本来動くべきところが動きやすくなり、その結果、上半身の可動域も大きくなり1箇所にかかる負担も減ります。

骨盤からねじる場合の効果

脂肪燃焼効果

・お尻まわりの筋力強化

骨盤を安定させてから、下から一個ずつ積み上げるように動かすのは定番な動きです。が、腰椎自体はねじることができないので、インナーマッスルを含む背骨全体というよりは、骨盤まわりの外側の大きな筋肉が、引っ張られてる状態になります。

腰回りの筋肉を強化したい時、もしくはウェストまわりの引き締めやストレッチにフォーカスをしたい場合は下からねじっていきましょう。

ねじりのポーズの注意点

腰椎はねじる(回旋する)ことは、ほぼできません。

腰のひねりで実際に起きているのは、股関節の球の上で骨盤全体が向きを変える動きです。なので、座位で骨盤位置を固定しているときは、ねじりは胸椎から上で起きているということになります。

覚えておきたいプチ解剖学:腰椎

腰椎には、できる動きとできない動きがある、ということを覚えておきましょう。股関節や骨盤と連動しているため、特にねじりのポーズの時は腰椎をねじっていると勘違いしやすいのです。たしかにお腹まわりの筋肉は、ねじる方向に引っ張られて、皮膚も斜めに伸ばされますが、腰椎はねじる動きは、ほとんどできないのです。

腰椎ができる動き

脊椎は頚椎〜尾骨までが連動して動くことが大前提ですが、椎骨は、背中から触れる後ろの突起の形状にそれぞれ特徴があり、腰椎部分でできる動きは屈曲、伸展、あとは側屈も出来ます。腰椎は1つ1つがかなり大きく、前にカーブを作っているのも特徴です。

腰椎ができない動き

同じく骨の形状から、腰椎部分だけでは、回旋、ねじる動きはほぼ出来ません。

背骨の可動域を最大限に引き出したい時は、頭からねじる。

腹斜筋などに刺激を与えたい時は、骨盤からねじる。 というように、使い分けができると一つのねじりのポーズで可能性が広がります。

View Comments (0)

Leave a Reply

Your email address will not be published.

© 2021 HASYOGA Magazine. All Rights Reserved.