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ヨガの集客UPに必要なマインド|ミッションとビジョンの違いとは?

「自分らしく生きる」を発信。

ヨガの集客UPに必要なマインド|ミッションとビジョンの違いとは?

ヨガの集客UPに必要なマインド|ミッションとビジョンの違いとは?

フリーランスのヨガインストラクターで活動する時にやはり気になるのは集客。そのために必要なヨガ以外のスキルや知識はたくさんあります。その中でもコアとなるのが、ヨガインストラクター自身のミッションとビジョンを含めたブランディングです。しかし、必要だと頭ではわかっているけど整理できないという言葉をよく耳にします。

ブランディングの第一歩である、ミッションとビジョンの違いを説明します。

ミッションとビジョンの定義

ミッションとビジョンの定義

ミッションは、今日に焦点を当て、それを達成するために自分が何をするかに焦点を当てることです。

ビジョンは、明日に焦点を当て、自分のブランド(ヨガレッスンを主催する時の屋号)が最終的にどうなりたいかを示すものです。

どちらも、目標(集客、マネタイズetc)をするために必要な要素になります。

自分も稼げて社会もよくすることを達成するために必要な羅針盤てことよね

ミッションとビジョンは、その境界が曖昧になりがちです。しかし、今日開催する自分のレッスンと明日の原動力と方向性を示すものである以上、ハンドルを握ったときに視界が悪いのは困りものです。

ミッションとビジョンの違いとは、「今」or「未来」にフォーカスするのか

ミッションは、今日何をするかに焦点を当てます。今日開催するレッスンで何をしたいのか、生徒さんに何を持ち帰ってもらいたいのか、何を達成したいのかがミッションになります。

一方でビジョンは、明日を見据え、未来の社会がどうありたいかに焦点を当てています。

企業の多くは、ミッションとビジョンが「理念」として一緒になっている場合をよく見かけますが、両方を別々に持つことが重要だと考えています。 なぜなら、未来の目標と目の前の生徒さんの満足度を上げる事というのは、別物でありどちらも欠かせないからです。そして、「自分価値観」「提供するクラス」両方に個性をはっきりさせるためにも自分でも理解しておく必要があるのです。

ミッションとは?

ミッションは、「使命」とも訳されますが、まさに自分にしかできない事です。ヨガインストラクターでいえば、自分にしかない個性、能力、才能であるといえます。これは自画自賛でも構わない部分です。自分のクラスに参加することによって、目の前の生徒さんが参加した時に受け取れるものは何なのかを考える必要があります。 それは、ヨガクラスを開催していくコア部分であるため、そこから目標が生まれ、最後にその目標を達成するために何が必要かを示すものです。また、「自分らしさ」を形成するものでもあります。

ここで一度考えていただきたいミッションの質問は、次のようなものです。

ヨガレッスンで何をするのか?

どのような生徒さんに提供するのか?

どのようなレッスンを提供するのか?

ミッションがしっかりしていれば、目標に向かって前進するエネルギーが湧いてきます。

一方、ミッションが弱い、あるいはまったくない場合は、特にフリーランスでレッスンを自主開催している方にとっては死活問題になる可能性があります。 空回り、モチベが続かない、生徒さんの気持ちがわからない、自分の意図違うレッスン内容になってしまった、、、などなどです。

ビジョンとは?

ビジョンは、自分の方向性を示すものです。それはビジネスの未来であり、次に目的を提供するものです。自分自身がヨガインストラクターという職業を使って、どうなりたいかを示すものです。もしくは、主催するレッスンの屋号(ブランド)を使って社会をどう変えたいかという願望的なものです。

ビジョンについての質問は、次のようなものがあります。

ヨガを通して叶えたい希望や夢は何ですか?

ヨガインストラクターとして経済合理性を高めるために、どのような問題を解決しますか?

私たちは社会をよりよくするために、何を変えようとしていますか?

ビジョンは、自分自身の成長を促してくれます。強力なビジョンがあれば、ブレず迷わず自分の進むべき方向を見出すことができ、ムダを省いて合理的に行動することができるのです。 ビジョンがはっきりすると自分の中で何が一番大切なのかに集中することができます。また、次に繋がるインスピレーションも降りてきやすくなります。

ちょうど、ヨガの練習中に自分の体の様子や心の動きを観察することに似ていますね。

ビジョンがはっきりしていると、自分にとってヨガインストラクターとして何が成功なのかを知ることができます。進むべき方向がはっきりしているというのは、日常の心の平和を保つことにも直結します。

逆に、ビジョンがない状態というのは、上手くいかなかった時に何が正解で不正解なのかが、わかりづらくなるのではないでしょうか。例えば、集客やフォロワーが伸びないといったスランプに陥った時にどう改善すればよいのか?何か時代遅れなのか?、、、モヤモヤとするだけで行動できない、、等ドツボにハマりやすくなります。

まとめ

大手ヨガスタジオ所属ではなく、フリーランスという勇気ある選択をできたのは、まだ形にできていないだけで、自分の中でこうしたい!というミッションとビジョンがすでにあるからなのです。少し落ち着いて自分と向き合うと必然的に湧き上がってくるはずです。

また、フリーランスは、大手スタジオ所属のヨガインストラクターと違って自分自身がブランドになる必要があるという厳しい側面がある一方で、自分らしく働くことができる素晴らしい働き方であるといえます。ヨガインストラクターとしていつまでも自分らしく働くために、ミッションとビジョンは、自分を押し進める頼れるエネルギー源となるでしょう。

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