もくじ
周りや自分に違和感を感じたら第7チャクラを活性化させるチャンス!
人生においての幸せは、ひとりひとりが自分の価値観の元、如何にして自己実現への道を切り開くかだと思います。しかし、自己実現への道程は決して平坦なものではなく、どちらかといったら目の前に立ちはだかる壁を何度も越えるという試練ばかりが増える事かもしれません。その都度立ち止まったり、苦しみもがいたり、悪足掻きをしてみたり、それによる挫折感も当然付いて回ります。
しかし、決まり切った人生に違和感を覚え始めた時が、まさに第7チャクラ(サハスラーラ)が開こうとし始めている合図なのかもしれません。
周りに合わせすぎる事が自己実現を遠ざけているのかも
この世の中は自分ひとりで動いているわけではないので、「わたし」という個体は常に周りとの調和を取り続けることになります。その調和の中でうまく環境に馴染めないことや、違和感を感じることは少なくないかもしれません。
日常の些細な出来事で分かりやすく例えるなら、友人や家族、恋人との旅行や食事の時など「どこに行くか」「なにを食べるか」で迷った挙げ句、本当は今日エスニック料理が食べたい気分なのに、周りとの調和を保つ為、あまり気分ではない中華を食べることになってしまった。
本心では世界遺産に行きたいのに、なぜか流れで買い物に付き合う羽目になってしまった。など、やむなく周りと足並みを揃えざるを得ない場面というのは何度か経験するかと思います。
そこにストレスを感じない人もいれば違和感を覚える人もいます。この違和感が実は大事なのです。
自己実現(第7チャクラの活性化)のキーポイント4つ
キーポイント① 価値観が違うことは、悪じゃない
人と違う行動をするということは、悪いことではないように思います。日本は特に秩序を重んじる文化ですし、子供の頃からそう教育されてきた人が殆どなのではないでしょうか。
そのことから、周囲との価値観が違うと”非常識な人”といったレッテルを貼られる事もあるかもしれません。
例えば海外に旅行に出ると滞在時間が限られているので「時間」というものがとても貴重になってきます。
一人旅ならまだしも、誰かと旅に出るとなるとお互いに行きたい場所や回りたいルートなど微妙に違う場面は幾度となく経験するかと思います。
そんな時「じゃあお互いに別行動してあとでまた合流しよう」となれば問題はないのですが、中には一人で行動出来ない、したくないという人もいます。
しかし時間には限りがあるし、ここで揉めてる時間がもったいないなぁ。「どう調和をはかるべきか。」
正直その解決策を模索している時間すらもったいないんだよな、などと小さな違和感を感じた時に既に相手と自分の間には価値観の違いが生じています。
ましてや大人数であればあるほど、日常の場面でその価値観のズレは随所に生じ、秩序を乱さないためには自分の本心と折り合いをつける必要に迫られます。
また日本の文化には目に見えない同調圧力というものもあるので、やむなく「妥協する」ということも日常の中で次第に覚える感覚でしょう。それらをはねのけるとなると摩擦も生じますし、波に飲まれない様にする為には少々気合が必要かもしれません。
まず知っておくべきは、「価値観は一つではない」といことと「周りにいる他者と同じでなくてもいい」という強い意思です。
結果、僕はその煩わしさを回避する為に海外には一人で旅するようになりました。
ついでに組織から離れフリーランスという道を選択しました。
キーポイント② あえて一人の時間を作る
友人や恋人、家族との共通の思い出を残すこと、またはシェアすることはとても素晴らしいことです。ですが、時に全てをシェアする必要はなく自分ひとりの時間や自分のやりたいこと、それらに労力を注ぎ込むことも同じくらい素晴らしいことだと思います。
大切なのはそこに違和感やストレスを感じていない状態の自分を作ること。
昨今世の中ではソロキャンプやひとり旅、ひとり温泉やひとり鍋など「ひとり」を楽しむ若者も増えています。はたからみると「寂しい」「孤独」「ひとりぼっち」の様に見えるかも知れませんが、恐らく当の本人達からすると「至福」「極楽」「ストレスフリー」を感じているかも知れない。
異なる双方の間には大きな価値観の違いが生じることでしょう。前述したことに限らず、人生観や結婚観に対しても人それぞれ多様な価値観があります。
人生の拠点を国内に置くのか海外に置くのか、また都心で便利に暮らすか、のんびり田舎暮らしを楽しむのか。パートナーシップに関しても、結婚=幸せ、独身=孤独、などといったこれまでの価値観は次第に淘汰されていく様に感じます。
キーポイント③ 自分に自由になろう
大切なことは、自分の思い込みから自由になること。
「気持ちの中では本当はこうしたい、だけど、頭の中ではこうせざるを得ない」このズレがストレスとなり精神的な不衛生さを生み出してしまう。
まずはこの状況に気付き抜け出すこと。自分に自由になる事に罪悪感を感じたり「常識的な助言」に振り回されなくても良いのです。
自分が本当にやたいことを最優先し自由に人生を謳歌することが大切なのではないでしょうか。
キーポイント④ 常識を疑ってみる
前述した「常識的な助言」。その「常識」は、実は自分の可能性を狭めてしまっているかもしれません。
人には大なり小なり常に何らかの疑問や悩みが生じます。しかしそれらをネガティブに捉える必要はなく、それは、前述した様に何らかの「違和感に気付いている状態」だからです。気付けたからこそ、その状況から抜け出す為に、あれやこれやと考え、思い悩みます。
友人や恋人、家族など信頼のおける相手に相談したりすることもあるでしょう。その中で様々な助言を貰うことがあると思います。
心がフッと軽くなる様な言葉もあれば、誰しもが同じ月並みな言葉もあり、人それぞれ違った考えがある中で、忘れてはならないことは「最終的に選択するのは自分である」ということです。
もしかしたら今いるコミュニティが本来の自分の居場所ではないかも知れない。
皆さんは茹で蛙のお話を聞いたことはありますでしょうか?
釜の中の熱湯に飛び込んだ蛙さんは、熱さにたまらずすぐに飛び出せるのですが、一方で、釜の中の水が少しずつ温度を上げていく過程においては、その熱さに気付けずに最終的には茹であがてしまうという昔話です。
つまり、ぬるま湯に浸かったままでいると、そこから抜け出せなくなってしまうということです。
今いるコミュニティに少し違和感を感じたら、思い切って飛び出してみるのもよいかもしれません。今まで苦手と感じていた友人に声をかけてみるのもよいでしょう。そこで新たな価値観を知ったりすることも多々あります。
キーポイント⑤ やりたいことだけを片っ端からやってみる
クリエイティビティとは、常識外な発想から生まれます。 自分の心の声に従って新たなチャレンジや独創的な事を始めると身体の内側から新たなエネルギーが沸き起こってくるのです。
大人になればなるほど疲労感や倦怠感を感じやすくなった、またそもそもやりたいことすら分からないという方は、マインドが保守的になっているからかもしれません。
保守的なマインドは行動力を失います。同じコミュニティの中で日々同じルーティーンを繰り返すことは安全ですが、恐らく心は喜んではくれません。
子供の頃にワクワクした気持ちを思い出すことはありますか?
例えば、いつもとは違う隣街の公園に初めて行ってみた時、いつもとは違う遊具が並んでいる景色や、そこで新たな友達が出来た時などのワクワク、目に映るすべてのことが新鮮で、、、などとどんなことでもいいです。
子供の頃にワクワクした時気持ちを思い出してみる。もしかすると、そこに本当の自分が眠っているかも知れません。
人生とは、寄り道したり遠回りしたりながら、少しずつ自分の進みたい方向に向かっていく。こうしてひとつずつ自己実現を果たしていく事で、その醍醐味を味わうことができるのかも知れません。
諦めるよりも開き直る
開き直ることは、あまり良い印象ではないかもしれません。しかしこの「開き直り」こそ、自分との調和が取れた状態なのかもしれません。開き直りとは恐らく、精神が極限の状態を越えた時にのみ生まれる発想だと、僕は個人的に感じています。
それまでの幾多の困難を乗り越え、常識の枠を飛び出すまでには、たくさんの苦労があったと思います。どの道を選択しても、誰かを傷付けてしまったり、悲しませてしまったり、周りを思えば思うほど、自由な行動が取れなくなっていく。
八方塞がりで脳は既にキャパシティを越えている。そんな極限状態に追い込まれた時に突然、閃きが降ってくる。僕は何度となくそんな経験をしてきました。妙に清々しくて、自分ではないくらいの潔さを感じ、内側から沸き上がる力強いエネルギーを感じました。
なるようにしかならないのであれば自然に身を委ねてみよう。自分の心にだけは嘘をつかない様に。自分に正直になった時、葛藤は消え、頭の軽さに驚きを覚えるでしょう。
ヘッドスタンドもおすすめ
モヤモヤしていると外側のノイズが気になってしまう時があります。そんな時はヘッドスタンドがオススメです。普段は上に向いている頭頂部分を大地に置いて胴体を逆転してみると、視界には逆さの景色が広がります。逆さに景色を眺めることもまた逆転の発想に繋がりやすいと言います。
ヨガの聖地インドではEarthingと言って、不要な思考を大地に流すという意味合いもあります。
ヘッドスタンドが難しい時はピラミッドやダウンドッグまたはラビットポーズでも構わないので、少しの時間脳をクールダウンさせる時間を取ってみて下さい。
自己実現にフォーカスすれば、おのずとチャクラは開く
大切なことは自分の心の声をスルーしないこと。
自分との調和の取れない状況下では、周りのノイズの大きさに心の声がかき消されてしまうこともあるでしょう。しかし、それらを蔑ろにしてしまうと内側により大きなフラストレーションを抱え持つことにもなります。
静かな場所で瞑想をする時間や夢中になれることを探し、少しずつでもノイズを小さくすること。すると自ずと心の声を拾い上げる余裕が生まれます。まずは出来ることから始め結果を急ぎ過ぎず、ゆったりとした時間の中でその変化を楽しんでみて下さい。