ベジタリアンの方たちはベジタリアンになったきっかけもさまざまですが、その種類もさまざまなのです。徹底的に動物性のものを排除しているベジタリアンから緩いベジタリアンまで。国によってもベジタリアンの考え方が違ったりもします。そこで今回は代表的なベジタリアン6種類をご紹介します。
もくじ
ベジタリアンの種類6選を紹介！
では早速、ベジタリアンの種類別に簡単にご紹介していきます。気になるベジタリアンの種類があればチェックしてみてくださいね。
ヴィーガン（ビーガン）
ヴィーガンは通称「完全菜食主義者」。食べ物でいうと、肉、魚、卵、乳、はちみつ、動物性配合の調味料などを完全に摂取しません。日本だと、「精進料理」が伝統的なヴィーガン料理として挙げられています。
またウールや牛皮など、動物性素材のものや動物性成分の用品も身に着けません。
ヴィーガンと類似して「オリエンタルベジタリアン」という種類もあります。こちらはヴィーガンと同じ食生活に加え、さらに「五葷（ごくん）」と呼ばれている、にらやにんにく、ねぎなどを食べないスタイルです。台湾のヴィーガン食「素食」はこちらに値し、主に宗教上の理由でアジアで主流のベジタリアンでしょう。
ラクトベジタリアン
ラクト＝乳から名付けられたラクトベジタリアン。乳・乳製品は摂取し、肉、魚類を食べない種類です。宗教上の理由からも多く、インドでの多くのベジタリアンはこちらに当てはまります。
オボベジタリアン
オボ＝卵という意味から名付けられたオボベジタリアン。卵・卵製品を摂取し、肉、魚類は食べないベジタリアンです。
ラクト・オボベジタリアン
ラクトベジタリアンのオボベジタリアンの双方を持つ種類です。乳・卵は摂取するものの、肉や魚類は摂取しません。欧米で多く実践されているスタイルです。一般的に「ベジタリアン」という場合は、ラクト・オボの食生活のことを言います。
ペスカタリアン (ペスコタリアン)
肉だけを食べず、他の動物性食品である魚・卵・乳製品を食べるベジタリアンです。菜食やプラントベースで生活している方もこのペスカタリアンが多いです。日本の著名人でもこの種類の方を多く見受けられます。
フレキシタリアン（セミベジタリアン）
植物性食品をベースに食事をしますが、時によっては肉や魚類も食べるなどゆるくベジタリアン食生活を送る方です。ベジタリアンに興味ある方、少し菜食をしてみたい方にもおすすめの種類ですよ。
ベジタリアンの種類まとめ
ベジタリアンとひとくくりに言ってもその種類はさまざまです。今回ご紹介しきれなかったベジタリアンの種類すらあります。ここで私が言いたいことは、私たちが1人1人個性があるようにベジタリアンにも個性はあります。ベジタリアンの方もベジタリアンに興味がある方も「私はベジタリアンだから徹底しなくてはいけない」と思うのではなく、自分の個性を尊重した生活を送っていただきたいです。
