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2022年生き残るヨガインストラクターになるには?

「自分らしく生きる」を発信。

2022年生き残るヨガインストラクターになるには?

2022年生き残るヨガインストラクターになるには? 1

 

2022年生き残るヨガインストラクターになるには? 2

ますます厳しくなっているヨガインストラクター事情。都内は特に厳しいように感じています。そこで生き残るために必要になってくるのがヨガインストラクターとして、埋もれないオンリーワンな個性。自分の個性って?自信の源って?小手先のテクニックだけで終わらない、マインドの変換まで深堀りする、ヨガインストラクターのためのレッスンを主宰している道子先生にお話を伺います。

生き残れないヨガインストラクターってどんなヨガインストラクター像ですか?

選ばれないインストラクター、というのは「他のイントラさんと差がつかない、埋もれてしまう」人です。生徒さんは、癒しやヨガの中に、悩みを解決してくれる人、こうなりたいな、という夢を見せてくれる人を求めています。それを提供できる、ことがわからないと来る理由がない時代になってきました。

今までは、スタジオのブランドイメージにのったり、場所が近い、という理由でも生徒さんはきてくれたと思います。でも、このコロナ渦の時代、わざわざ外に出て新しいところに来る、には「選ぶ」明確な理由が必要になります。

見た目やスタイルの良いヨガインストラクターさんのレッスンを、オンラインで受けることも可能な時代、そうではない個性は何か?自分が生徒さんにとって選ばれる理由を知っている必要が出て来るのです。

他人軸のヨガでは、選ばれない

ヨガインストラクターになる時というのは、憧れの先生に出会って「その先生のヨガ」を、なんとなくグループで学んだと思います。それは素晴らしいことですが、
そこで、自分軸のヨガ、というのはまだ見つけていないヨガインストラクターが多いと思います。自分軸のヨガは、つまり、自分にとってのヨガのよさ、なぜそれを教えなくてはならないか?なぜこれを選んだか?そのためにどんなレッスンをするか?総合的に自分のものにすることであり、自分への振り返りも含んだヨガのことです。

自分軸でヨガを見直した時に、何を大事にしてレッスンするか?は、ヨガのポーズを学ぶだけではなかなか行き着かないわけです。

自分が学んだことをただシェアするだけでは、伝わらない、集まらない

ほとんどのヨガインストラクターは、この振り返り、自分のものにする、というプロセスに至らないから、人が集まらない、伝わらない、のだと思います。

というのは、生徒さんたちは、自分の悩みを解決したい、夢を叶えたい、と思ってヨガに来ます。あなたが学んだ技術や知識は、そもそも興味がないのです。

自分の悩み解決や、夢の実現に役立つことがわからないと、人はやることに意味を感じません。ただいいから、、とシェアすることは悪いことではありませんが、生徒さんが長く続ける理由にはなりずらいのです。深みを伝えられないと、生徒さんはまた新しいことを見つけに、去っていくことでしょう。

「選ばれないヨガインストラクター」は自分に自信がもてない人

自分軸のヨガが見つけられないヨガインストラクターは、別の言い方をすると「自信がもてない」人になります。人のヨガを借りて教えているままで、借り物の服を着ていると、やどうしても不明確な部分が残り、ちょっとしたことで自信を無くしてしまいます。

私自身が実際にそうだったのでよくわかります。

自分が何を大事にヨガを教えるか、がわかる人は、生徒さんにアピールしたり、伝えるために必要なことを磨くことができます。その労力より楽しさを知っているので、ビジュアル、身体能力、知識、コミュニケーション、全部をその方向性で磨くこともできます。

他方、自信が無く自分軸のヨガを見つけられない人は、努力するエネルギーや動機がないので、頑張れないのです。そこで大きな差が開いて来るのです。

伝わらない、集まらないのには、理由がある

伝えることというのは、最初はうまくいかなくても「自分はどうしてもこれ好きで伝えたいのだ!」「こんな人に伝えたい!』ということが明確になると、
その熱意さえあれば、方法はどんどん磨かれていきます。

どんな人になぜヨガを伝えたいか?
なぜ伝えたいか? どんな時に自分がハッピーか?
ヨガを通して見つけてきたことは何か?

そこを見つけるサポートを私のレッスンや講座の中では行なっています。

そして、「生徒さんが集まらない」と嘆いている人は、自分の教えていることにまだまだ確信や自信がもてない、不明確なことがあるから、行動ができていない人が
多いです。というのは、集客、というのは結局、どのくらい熱心に生徒さんに諦めずに声をかけ、誘い、接触したか、それに尽きるからです。

自分軸が明確でないと、自信がもてない、そうすると行動できない、だから伝えることがうまくならないし、生徒も集まらない、、そんな負のスパイラルに
落ちていませんか?

自信はつけられる!

よく「ヨガインストラクターは見た目が大事」という人がいます。私は、少し違うと思っていて、美人で自分に自信がある人は、人に声をかけたり、喜んでもらおうとしたりすること、人のいうままに何かをすることに頓着がないんだと思います。それが、行動しやすい結果、人が集まって来るのだと思います。そして、それは、実は簡単に変えられるんです。ただ、変わる決意さえすればですが。

自信を高めるためにこそ、「自己効力感」を高めよう

自信がない、自己肯定感が低い人でも、自分ができること、自分が価値を感じていることを見つけていけば、自ずと自信はついて着ます。

自信がない人はやらない理由を見つけることに懸命ですが、自己効力感が高まってくれば、できること1つを見つけて淡々と進むことができます。

好きな人と付き合うのには、「その人が自分を好きになってくれない理由」を探すより、たった1つの自分がその人を好きな人を見つける方がずっとうまくいきます。
そしてあとは直感に従って愛情を伝えないとうまくいきません。恋愛上手になるのと同じ理屈が、ヨガのコミュニケーションや集客でも役に立つのです。

選ばれるヨガ指導者のためのアレクサンダー・テクニーク

あなたが、もし選ばれない、と悩んでいるとしたら、それは、生徒さんにとって選ぶ理由がない、伝わっていないからです。選ばれない理由をいくら探してもたくさんありますが、選ばれるようにはなりません。容姿、技術、お金、理由はどんどん自分で負の理由を見つける人生を生きたいですか?

それより、あなたが自分でヨガを選んだ理由、それを伝えたい理由、それをまず見つけませんか?それが自分軸のヨガを育てることになるからです。

こういった変化を早める方法を、アレクサンダー・テクニークでは学習します。今度の講座ではこういった内容を含むものになってるんです。先生から習いっぱなしの他人軸のヨガではなく、どんなヨガや瞑想を教えることが自分にとってハッピーか、それを見つければ、自分軸のヨガが教えられます。あとはプログラムを作っていくのは自分でもできるし、サポートもできます。興味のある方は、動画や読み物もありますので、引き続きお楽しみくださいね。


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