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ポジティブ思考OK? ネガティブ思考NG?ヨガだけでなく仕事に生かせるのはどっち?

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ポジティブ思考OK? ネガティブ思考NG?ヨガだけでなく仕事に生かせるのはどっち?

ポジティブ思考OK? ネガティブ思考NG?ヨガだけでなく仕事に生かせるのはどっち?

あなたは普段、ネガティブな脳内おしゃべりにどれくらい影響を受けていますか?また、常に未来の心配や、あらゆる場面で最悪の事態を想定してしまうことがよくありませんか?

逆に、ポジティブ思考で毎日を過ごすということは、単に自分が幸せであると無理やり思い込むことや、実際には課題が山積みで苦労しているのに楽観的に現実を捉えようということだと思っていませんか?

問題は、自分の思考や感情をコントロールすることが想像以上に難しいということです。

ポジティブで前向きな思考は重要だとわかっていても、気分を変えるのは必ずしも簡単ではありません。

では、ネガティブ思考とポジティブ思考とは一体何なのでしょうか?

ネガティブ思考とポジティブ思考は正反対

ネガティブ思考は、視野を狭め、人生の選択肢を制限するのに対して、ポジティブ思考はあなたの視野を広げ、人生の可能性を増やします。

自分の身の回りのどれくらいのチャンスが溢れていて、いくつになってもチャレンジできるという視野の広さを持つには、喜び、愛、平和、希望などのポジティブな感情は必要不可欠なのです。

また、ポジティブ思考は、自分自身の才能や能力などの可能性に気づくためにも一役買ってくれます。

ポジティブ思考は、難しいですが練習すればだれでも身に着けることができるスキルであるといえます。

例えば、ヨガインストラクター自身が感じるレッスン中の「楽しい」「嬉しい」「感謝」などの感情は一時的なものですが、レッスン終了後にダメだった点が気になり、ネガティブな脳内おしゃべりが続くようであれば、少しポジティブな部分にフォーカスするようにしてニュートラルに持っていくといった心をコントロールするスキルです。

このようなスキルは、視野を広げ、可能性を広げてくれ自信の構築にもつながっていきます。

ポジティブ思考とは?

ポジティブ思考とは、悲しいことや悪いことを無視することではありません。

その代わり、困難な状況でも自分に自信を持って、より生産的で前向きな方法で課題にアプローチする思考を意味します。

ネガティブ思考との一番の違いは、最悪の事態の想定ではなく、最高の状況を想定してそれに向かって走ることができるという部分です。

そして、ポジティブシンキングの最も重要な部分は、おそらくセルフトークです。つまり、自分自身について頭の中を駆け巡っている脳内おしゃべりです。

多くの人は、自然とネガティブな脳内おしゃべりループに陥ってしまい、未来や現在の状況に悲観的になってしまいます。そうすると、やる気どころか敗北感を感じてしまうでしょう。

ポジティブ思考がもたらす健康への効果

ヨガでは、心と体が繋がっていると考えますので、思考はおおいに健康へ影響すると考えます。

ネガティブ思考が体にどれくらい影響を及ぼすのか、数値化は難しいのですが、体の不調や不快感といった症状で知ることができます。なかなか解消されない慢性的な不調の原因の多くは、慢性的なストレスとされます。慢性的な体の不調に悩まされている場合は、無自覚なネガティブ思考が原因になっているかもしれません。

思考がポジティブになれば、当然、目に見える世界も変わってきます。不安、怒り、心配などにあまり振り回されなくなるでしょう。うまくいかないことよりも、うまくいくことに目を向けるだけでも、ストレスの解消につながります。

ポジティブ思考の効果には、下記のようなものがあります。

・うつ病の発症率低下

・寿命の向上

・情緒の安定

・ストレス時の対処スキル向上

ネガティブ思考とは?

ネガティブな思考は、人間の生存本能に由来しています。これは過去の経験から基づくストレス反応といえます。

人間は誰でも、生命の危険にさらされた時は生存することを優先とし、命を守るための本能的に行動を起こすものです。

専門家によると、ストレス反応には4つの反応(闘争、逃走、すくむ、固まる)があるようです。

例えば、熊に出くわしたと想像してください。きっと体が緊張し、凍りつくか、逃げようとするかのどちらかの行動を起こすはずです。人によっては熊がいなくなるまで一歩も動けない、もしくは、全速力でできるだけ遠くへ逃げようとするでしょう。

このような状況で頭の中にあるのは、自分の命を守ること。

日常で熊に出くわすなど命が危険にさらされることはないでしょうが、過去の経験による不安やトラウマなども脳は脅威と解釈し、強いストレス下では、熊に出くわした時と同じようなストレス反応を起こします。

さらに、困ったことに、ストレスがない状況下でも、恐怖、怒り、不安、心配といったネガティブな感情には繰り返し意識がいってしまうのです。

私たちの脳は、日常のストレスの強い状況に対しても同じように反応するようにプログラムされています。脳の生存本能によって、ネガティブ思考という心の蓋で自分を守っているのです。心に蓋をすれば、外の世界を遮断し、視野を狭めることで、強いストレスによって傷ついた心を見ないですみます。

つまり、ネガティブ思考とは、強いストレス反応を引き起こした経験から目をそむけるために、脳が引き起こしている心の防御反応なのです。

行き過ぎた完璧主義もネガティブ思考の一部

行き過ぎた完璧主義もネガティブ思考の一部だといえます。例えば、ヨガインストラクターがヨガレッスンを開催した時に「完璧」なレッスンを提供できなかったと落ち込むケースです。「ああすればよかった」「この部分がだめだった」など、「完璧を求めすぎる」がゆえに敗北感が先行してヨガレッスンの喜びや成功のチャンスがすぐそこに気づかないことがあります。

このようにネガティブ思考とは、「だめな部分」ばかりに目を向けてしまう思考だともいえます。

正解は思考をニュートラルにする。思考に振り回されない練習方法7つ

ポジティブ思考のもネガティブ思考もどちらも特徴があり、どちらも心と体に影響を与えます。ポジティブ思考のほうが健康効果は高いといえますが、結局は、どちらも脳内おしゃべりなのです。

大切なことは無自覚な脳内おしゃべりを自覚し、振り回されないようになることです。シンプルなことですが、脳内おしゃべりを自覚し、思考をコントロールできるようになるには時間と労力は必要です。そして、ヨガのように、結果ではなく練習による心と体の変化のプロセスに価値があるのです。

では、どうすれば脳内をニュートラルへ意識的に変えることができるのでしょうか。ヨガを少し応用し、思考をニュートラルに持っていく練習方法をご紹介します。

1. 自分の身の回りで自分にとって悪影響なものを書き出してみる

1. 自分の身の回りで自分にとって悪影響なものを書き出してみる
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仕事、生活習慣、人間関係など、生活の中でネガティブ思考になってしまう要因があるはずです。

これらを識別し、まずは自覚していくことが大事です。もしかしたら、抜け出したほうがよい生活習慣があるかもしれません。職場などの環境を変える必要があるかもしれません。もっと境界線を張り距離を置いたほうが良い人間関係があるかもしれません。

まずは、無自覚なものを自覚することが大切です。

2. 自分をディスるのをやめる

2. 自分をディスるのをやめる
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たとえば、ヨガインストラクターならヨガレッスンが終わった後、または一日の終わりに自分を振り返って評価してみましょう。これは、頭の中で行うのではなく、ノートに書き出します。

もし、何かネガティブな評価を見つけたら、それをポジティブに捉える方法を書き足します。

そして、他人には言わない辛辣な言葉を、自分にも言わないようにしましょう。自分に優しく、親切にすること。そして、失敗には責めるのではなく自分を励ましましょう。

3. 運動量の多いヨガを選び体を動かして汗をかく

3. 運動量の多いヨガを選び体を動かして汗をかく
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脳内おしゃべりが止まらないという方は陰ヨガやリストラティブヨガよりも、パワーヨガやアシュタンガヨガなど運動量が多い流派のヨガを選ぶとよいでしょう。

体を動かすことによってで得られる爽快感はストレスレベルを下げ、気分を高めるのに役立ちます。

また、短時間で発汗できるホットヨガも選択肢の一つに入れてもよいかもしれません。

4. 楽しい趣味を見つける

4. 楽しい趣味を見つける
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子供のころのように時間を忘れて夢中になれる趣味を始めましょう。喜びなどのポジティブな感情を呼び起こすようなことに時間を費やしましょう。

5. 笑いを増やす

5. 笑いを増やす
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ストレスの多い状況下で、笑顔(無理やりでも、作り物でも)や笑いが心拍数や血圧を下げることがいくつかの研究により分かっています。

笑えるビデオをみたり、笑顔になれる音楽を聴く時間を作りましょう。笑いは心を軽くしてくれる効果があります。

6. 人間関係を見直す

6. 人間関係を見直す
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ポジティブな経験ができるポジティブな友人をみつけましょう。

前向きで、協力的で、笑いに満ちた友人との時間は自分にとっても良い影響があります。

もしあなたの友人があなたのストレスレベルを上げ、引きずり降ろされるような感覚にされる恐れがあるなら、少し距離を置いたほうがよいサインかもしれません。

7. マインドフルネスや瞑想を実践する

7. マインドフルネスや瞑想を実践する
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瞑想、マインドフルネスには様々な形があります。思考をリセットし、ニュートラルにするには瞑想はよいアプローチだといえます。

ヨガスタジオで行っている伝統的な瞑想や、オンラインでガイド付きの瞑想を見つけることです。

すべての雑念を取り除き、呼吸と体に集中する練習にはこれらは欠かせないものだと言えます。選択肢はたくさんあるので、自分のライフスタイルに合った方法を見つけてみましょう。

おまけ:ジャーナリングをする(日記を書く)

おまけ:ジャーナリングをする(日記を書く)
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自分の頭の中にネガティブな思考とポジティブな思考のどちらが占めているのかまずは知る必要があります。それを知るには思考のデトックス(ジャーナリング)が効果的です。

夜寝る前に、ネガティブな事を全部書きだして感情のデトックスを行います。そして、翌朝に見返します。さらに、人生や自分自身について感謝していること、愛していることをいくつか書いてみてください。

こうすることで、無自覚だったネガティブな思考とポジティブな思考が明らかになり、自分を客観的に俯瞰する練習になります。

参考

https://www.mayoclinic.org/healthy-lifestyle/stress-management/in-depth/positive-thinking/art-20043950

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