ヨガニードラは、眠りのヨガ
本日は、ヨガ・ニードラについてご紹介します。ニードラとは、サンスクリット語で「眠り」を意味します。「眠りのヨガ」であるヨガ・ニードラは、ヨガの技法のひとつであり、瞑想法のひとつになります。
1970年代に、ヨガ指導者スワミ・サティヤナンダ先生がヨガ・ニードラの本を出版し、広く知れ渡りました。しかし、ヨガの教えは師匠から弟子へと口伝で行われていたため、その起源は定かではありません。
ヨガ・ニードラは、ヨガをやっている皆さんにはお馴染みのシャバーサナ(おやすみのポーズ)で行います。特別な道具は必要なく、寝た姿勢のまま行うので、怪我など身体的なコンディションの影響を受けにくいというメリットがあります。また、ヨガの先生のガイダンスを元に行うため、初心者でも取り組みやすいものになります。
ヨガ・ニードラ中は、身体の部位や呼吸に意識を向けます。今、この瞬間に注意を向けることで、雑念に捉われずに、気持ちを落ち着かせることができるでしょう。また、ヨガ・ニードラをやる目的、心からの願いを大切にしていきます。
ヨガニドラで自己肯定感が高まる
瞑想中の無意識と意識の中間である、まどろみの状態で自分自身に温かく優しい言葉をかけることは、自己肯定感を高めることにつながるでしょう。
睡眠は私たちにとって欠かせないものです。私たちは睡眠によって、心身の疲れを回復させ、明日への活力をチャージします。ヨガ・ニードラには、睡眠の質を高め、自律神経を整えて、ストレスを軽減する効果があると言われています。
睡眠に悩みを抱える方、日々の生活にストレスを感じる方は、興味がありましたら、ヨガ・ニードラのクラスに参加してみてはいかがでしょうか。