
「人間がなぜ、緊張するのは、「人」「組織」と「教育」や文化がうむストレスと関係しています。それが、体のパフォーマンスに現れて「緊張」となるので、解決するには、心、と思考、と繋げて考える必要があるのです。
もくじ
ヨガのレッスンでの緊張を解決しようとするときは、いくつかの段階を踏みます。
1. 意識を内側に持っていく
解決するためにまず、自分の体、「体感」に戻るところを意識してもらいます。それはヨガ的な考え方や立ち方、も役立ちます。(というのは、緊張してるときには、そもそもパフォーマンスを下げる、立ち方、座り方をしているからです。)
恐怖や緊張は、実際には「動き」として体にパターンが現れます。だから、それを除いても」っと楽にパフォーマンスをあげるには、「動きで自分で変えられる」ことを体験してもらうのも大事です。
一人ではなかなか難しい、ことも多いのですが、意識を内側に持っていくことにもっとフォーカスしましょう。
2. 自分を安心させる、信じるスキル
でも何より大事なのは、ヨガインストラクター本人が、「自分を安心させる」スキルを見つけてもらうことです。そこで自分の体の状態、軸の状態を変える方法から、「私、今安全かな?」と自分に情報をあげたり、自分を大事にするサインを作るコツを身につけることです。
人は自分がいる場、を本能的に選んでいます。だから、誰でも望んでその場にいる。それなら、今の恐怖の先にある、望み、「未来に向かう」ための動きに集中できるコツを一緒に開発することが役に立ちます。(言葉にしてみて一言にするなど、たくさんできることがあります。)
3. 恐怖心を味方にする
緊張しているときは、やること、より、恐怖が先に立っていたり、「どうしようどうしよう」のリフレインが頭になっている中にいると、自分の行動には、あまり気が行っていないことが多いのです。でも、それでは逃げることも戦うこともできません。安全な状況を自分の姿勢で作れたら、あとは淡々と、今からやることに集中する、それには、やっぱり練習が役に立ちます。
4.戦乱の世、不穏な時代こそ役立つアレクサンダー・テクニーク
茶道は、戦乱の世の中で、武将が戦いに出る前の儀式をしたことから始まっている、と言われてますが、おそらく、これは戦いに出る、死を前にしているので恐怖や緊張を前に、一服を入れる、その動きと自分に集中する。前にいる人にサーブするためだったと思われます。
昔の人がそうして、「動き」に集中することが精神を鍛え、恐怖をエネルギーに変えようとした、それと同じことを現代、アレクサンダー・テクニークのレッスンではやろうとしていると言えるかもしれません。
ヨガインストラクターが使えるアレクサンダー・テクニークのレッスンの手順
1)レッスンでは、まず、生徒さんがどんな状況で緊張し、どんな言葉に反応するか、動きを観察しながら言葉外のメッセージを受け取ります。
この辺りの観察と、言葉をどうみるか、聞くかついては、アレクサンダー・テクニーク教師は6年くらい学んでいるプロです。
2)次に、生徒さん本人が、何を「緊張」と捉えているか?例えば、声がつまる、息が苦しい、または、そうではなく、「人前で話すのが苦手と感じる」方、など、体感でキャッチしていることを見ます。
これは本人がキャッチしている情報がわからないと、変化しても理解できないし、できることを学べないからです。実際にはいろんなことが緊張すると起こりますが、生徒さんが自分で感じていることはそれぞれだからです。
3)さらに生徒さんが何を望んでいるか、それを尊重します。そのためにできることを、動きに焦点を当ててレッスンをして行きます。
どんな場で、「緊張」が起こるのか?は、人によって異なるので「状況」は大事です。
大抵は、「うまく表現できるかな」、と未来に心が行っていたり、過去に傷ついた経験があって、それが起こることを恐れている。つまり、心が今、にない時に、実は余計な「緊張」は起こりがちです。
ヨガインストラクターが緊張から解放され、なりたい自分に近づける近道とは?
ところで、アレクサンダー・テクニークは、「西洋の禅」とも言われてるんですよ。
緊張を体から取り除く、というよりエネルギーとしてうまく、自分がやりたいことをやれるようになる、そういう心身両方の訓練なんです。
集中力も上がり、やりたいことが実現しやすくなる魔法のスキル、なので、実現したい夢があるひと、加速したい人には特におすすめです。よかったら、体験しにきてくださいね。