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〜ゆる薬膳〜イライラを鎮めて、潤いをつくる「びわの葉とジャスミンの薬膳茶」

「自分らしく生きる」を発信。

〜ゆる薬膳〜イライラを鎮めて、潤いをつくる「びわの葉とジャスミンの薬膳茶」

〜ゆる薬膳〜イライラを鎮めて、潤いをつくる「びわの葉とジャスミンの薬膳茶」 1

みなさんこんにちは、ハスヨガインストラクターの村上華子です。
今回ご紹介するのは、私がヨガと平行して実践している「薬膳(食養生)」の知恵を使った、お茶をご紹介したいと思います。

<気の巡りが悪いと起きる症状>

  • ・のぼせ(でも、体の末端は冷えている
  • ・イライラ(またはうつうつ)
  • ・ノドがつかえた感じ
  • ・首や肩のコリ
  • ・ゲップやおならが出る
  • ・頭痛
  • ・目の充血

など

気の巡りが悪いと頭部に熱がこもりやすく、のぼせやイライラ、頭痛や目の充血を感じることがあります。そして、こもった熱によって体内の乾燥を加速させてしまいます。特に、鼻の中やノド、肺といった呼吸器官は外部の空気を取り込む場所。これら、呼吸器の粘膜が乾燥することで肌バリアの低下が起こり、ウィルスが侵入しやすい状態に…。いまの時期、これは注意したいところですよね。

これからご紹介する薬膳茶は、滞った気を巡らせるジャスミン茶と、呼吸器などの粘膜に潤いを作ってくれるびわの葉茶を使った薬膳茶です。香りがよく、優しい味のお茶なのでお子さんにもおすすめですよ。(※びわの葉茶は「バラ科」の食材です。リンゴや梨のアレルギーがある方はかゆみが出る場合があるのでお控え下さい)

びわの葉とジャスミンの薬膳茶

【材料】

(約500mlのティーポット分)
びわの葉の茶葉 小さじ2~3
ジャスミン茶葉 小さじ1
クコの実 小さじ1
湯 約500ml

【作り方】

1、ティーポットに茶葉とクコの実を入れて、熱湯を注いで蒸らす

2、茶葉が開いたら、カップなどに注いで飲む1をティーカップまたは水筒に注ぐ。水筒に入れて持ち運んでも良い

薬膳の知恵 食材の働き

びわの葉茶:肺を潤し、乾燥からくる咳を止める
ジャスミン茶:余分な熱を下げ、気の巡りを促す
クコの実:目と肺を潤す、老化防止によい

この他にも、ハスヨガのレッスンの前には薬膳の知恵をいかした季節ごとのお話しをしていたり、(あいにくクラスは休講中ですが…)インスタグラムの専用アカウントもあるので、ご興味あればぜひご覧になってください。ご自宅で過ごす時間が快適で、笑顔あふれるひとときになりますように。みんなで乗り越えましょう!!

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